文化財

清白寺は山梨県に2つしかない建造物の国宝の1つがあります。国宝に指定されている仏殿は仏教建築の主な様式のひとつである唐様(禅宗様)建築の代表的遺構として知られ、仏殿内部に文様彩色と漆塗が施されている建造物は他に例がありません。現存する建造物のうち室町中期までさかのぼるものは極めて少なく、禅宗仏殿の古い様式を伝える一例として価値の高い建造物である点が国宝に指定されました。