歴史
清白寺は、寺蔵の「仏殿沿革調査書」(明治39年〔1906〕)によると、足利尊氏が開基し、夢窓国師(疎石)を開山として、正慶2年(1333)に創立されたと伝わる臨済宗の寺院です。天和2年(1682)の火災で仏殿を残してほとんどの堂宇が焼失し、その直後から享保16年(1731)の総門の完成まで再建工事が行われています。総門、放生池、鐘楼門(改築)、仏殿、本堂が一直線上に並ぶ禅宗特有の伽藍配置がみられます。境内には梅樹が多く、夢窓国師が中国の杭州西湖から入手して植えたと伝わる古木は「西湖梅」の名で知られています。
変遷
・「変遷データ」(国土地理院) (http://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do#1)をもとに株式会社アイシーザライト作成